制多迦童子(せいたかどうじ; 梵語: Ceṭaka) は、不動明王の従者八大童子の第8番目である。
不動三尊の一人であり、矜羯羅童子(こんがら Kiṃkara)と共に不動明王の脇士を務める。通常は不動明王の右(向かって左)に配置される。「制多迦童子」とはサンスクリットで奴隷・従者の意。
¥20,520
約190(H)×95(W)×66(D)mm 320g
モデルは国宝「制多伽童子像」。不動堂の本尊である不動明王の従者として造られた八大童子のうちの一尊で、作風や仏像内から発見された納入品の特徴により、大仏師運慶の作と推定されている。写実的で独創的なシルエット、強い意志を秘めた理智的な表情に表わされる溌剌とした少年の姿は、鎌倉初期の慶派彫刻の特徴をあますところなく現わしている。